生命保険はシンプルな保障内容に!


生命保険は、大きく分けると「定期保険・終身保険・養老保険」にわけられますが、低金利時代に養老保険に入る人はあまりいないので、定期保険か終身保険に入っている人が多いと思います。

定期保険というのは、一定期間の死亡保障で、掛け捨て型の保険となるため、期間を過ぎると一切何も残りません。言わば車の任意保険みたいなものです。

終身保険は積立タイプの保険で、終身という名前が付いていることからも分かるように、一生涯の保障が付いています。60歳で保険料の払込が終わるのが一般的ですが、70歳や80歳で亡くなっても保険金が降りるので、葬式代や墓石代などの死後整理金として利用する事が多いと思います。

定期保険の死亡保障は年齢とともに下げるのが一般的

子供が小さい現役時代は、大きな保障が必要になりますので、掛け捨てタイプの定期保険で数千万円の保障をつけるのが一般的です。ただ、子供の成長とともに徐々に保障額を小さくしていき、マイホームを購入した時や子供が独立した時点で、夫婦であれば1千万円ぐらいの保障があれば十分です。

現役時代の大きな保障と死後整理金の準備ということで、「定期付終身保険」に加入している人も多いと思います。定期保険を特約として付け、現役時代の保障を手厚くします。

定期部分の保障額は減らすことができますので、子供の成長に合わせて、更新時に保障額を徐々に減らしていくのが一般的です。

ただ、最近は保険料が安いライフネットやネクスティア生命などのネット専業生保がありますので、そういった保険会社を利用する方も増えています。基本的にネット生保は、終身保険や養老保険を取り扱っておらず、定期保険と医療保険のみとなっています。

シンプルな保障内容にすることで、保険をわかりやすくし、人件費をカットすることで、保険料を安くしています。30歳男性で10年定期の2000万円の死亡保障であれば3000円ほどで加入することができますので、あまり収入が多くない若い人に人気となっています。

ネット生保のシェアは保険業界全体の0.1%

しかし、この前保険に関するニュースで、ネット生保の契約件数は、保険業界全体で見ると0.1%にしかならなないようです。これだけネットが発達し、ライフネット生命はTVCMもやっています。2012年に上場を果たし、相当稼いでいるという印象だったのですが、2社で全体の0.1%というのは驚きです。

ライフネット生命の社長は最終的に保険業界全体の10%ほどのシェアを獲得したいという事を言っていました。0.1%から考えると100倍という事になりますが、保険料が格段に安いですので、高齢者なども加入するようになれば可能性はあるのかもしれません。

ただ、保険は命にかかわる商品なので、ネットではなく実際に保険会社の営業マンなどに会って、話を聞いた上で加入したいと考える人が多いようです。若い世代の人たちは、そういうのを逆に煩わしく感じたり、料金が安くなるのならネットで加入と考えると思いますが、どうも40代以降の世代の人達は、そうは思わないようです。

いずれにしてもネット生保がシェアを拡大することで、保険業界全体の活性化になり、良くわからない特約をたくさん付けたり、アカウント型終身保険で半ば、客を騙すような形で保険契約件数を伸ばしていた大手保険会社も、本当に良い商品を販売せざるを得なくなるのかもしれません。

以前までは、どこの保険会社に入っても大した差はなかったのですが、これからは二極化が進む可能性もありますので、これから生命保険に入る人や、高い保険料を支払っている人は見直しのチャンスかもしれません。

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